語彙増強(ボキャビル)

 この後はTOEICの演習だけなので体系的な学習としては最後のセッションとなります。

 ここまでの学習をしていく中である程度の語彙(4000語程度)は自然についていきますので、がむしゃらに単語の暗記といったことはする必要がなかったのですが、多読を始めて少しすると自分の語彙不足を感じ始めると思います。それもあってタイミング的には多読開始後以降に設定してあります。何よりボキャビルで覚えた単語が読んでる本の中で出てくると記憶も定着しやすくなって相乗効果が大きいです。

 管理人は中学生の頃は単語とその意味だけ書いてある単語帳みたいなもので学習していましたが、今考えると酷く非効率的な覚え方だったと思います。こういう「文字を頭に叩き込む」やり方をしていると実際に英文の中でその単語を見たときにパッと意味が出てこないんですよね…。そうすると当然長文を読むスピードもガクッと下がり、訳すのにいっぱいいっぱいで内容も頭に残らないから楽しくないし…という悪循環に陥ってもう英語なんかいいやとなってしまうわけです。

 ではそんなことにならないためにもどう語彙を増やしていくか、その勉強の仕方を以下で見ていきましょう。

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勉強法

 まず今回使用する教材ですが、以下の1点になります。

DUO 3.0
「DUO 3.0 (鈴木 陽一)」

こちらは音声CDが別売りになっていて2種類あるのですが、
↓の復習用だけで十分です。
DUO 3.0 / CD復習用
「DUO 3.0 / CD復習用」

 内容としては、短い英文、例えば「First of all,learn the formula by heart.(何よりもまず公式を暗記しなさい)」という文が載っていてその中の「First of all」、「formula」、「by heart」について意味や派生語、関連語、同意語、反意語などが掲載されている形になっています。  

 この教材の学習順序ですが、まず1文の音声を何度か聴きます。聞き取れない部分も多々あると思いますが2,3回聴いてから英文を見ます。それから単語単位の解説を読みますが、このとき全部憶えようとする必要はないです。文の中で使われている主な意味(青字で書かれてる部分)だけで大丈夫です。他の意味や反意語などは流し読みでいきましょう。それからまた音声を聴いて文を音読します。何回か繰り返してつっかえずに言えるようになったら次に進みます。1周目はこんな感じでやってみてください。
 2周目も基本的には同じ感じで良いですが1周目よりも少し他の意味や関連語などに意識を傾けてください。3周、4周とやっていくうちに単語をイメージで捉えられるようになると思います。

 管理人は最終的に7周しました。音読パッケージや瞬間英作文同様こちらも回を重ねるごとにこなすスピードは上がっていきますので何とか最初の数周を乗り越えましょう!

以上で体系的な勉強は一区切りです。次はTOEICを受ける前にやっておくべきことをお伝えします。
 TOEIC対策 

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