瞬間英作文

 ここでは音読トレーニングと双璧をなす瞬間英作文についてお話します。

 瞬間英作文とは、中学レベルの簡単な一文を即座に日本語から英語にして発声するトレーニングです。
例えば、「あなたはどちらの本を買うか決めなければいけない。」という日本語の文を見たら間髪入れずに「You must(have to) decide which book to buy.」と言えるようになるための訓練です。

 英語上達完全マップの中では瞬間英作文はスピーキング能力を鍛えるためのトレーニングとして位置づけられていますが、個人的にはそれ以上に文法を頭に叩き込む効果を強く感じました。
 具体的にいいますと、英文の中で「prevent+目的語」ときたらこのあとにはたぶんfromがくるな、というのが考えるまでもなく感覚で理解できるようになるということです。この「次にくる可能性の高い単語がわかる」というのは、英語をそのままダイレクトに理解していくためにとても重要なことです。さらにこのスキルは他のトレーニングでも効果を発揮してくれます。リピーティングはだいぶ楽になりますし、長文読解の速さもアップします。もちろん文法の勉強時間も大幅に短縮できます。
 といった感じで良いことづくめなので下記勉強法を参考にガッチリ仕上げていきましょう!

スポンサード リンク


勉強法

このセッションで使う教材は以下の3点です。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング 入試英語最重要構文540
左から
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(森沢 洋介)」
「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング(森沢 洋介)」
「入試英語最重要構文540(吉 ゆうそう)」です。

 ちなみに管理人がCDなしをマーケットプレイスで買ってしまって買い直すはめになったのがこの最重要構文540です(;_;)みなさんはそんな馬鹿げたミスをしないように気をつけてくださいね。。

 瞬間英作文は中学1年レベルの序盤などは結構スラスラいけると思います。ただ途中からはやはり「すぐ英文が出てこない」「どう言えばいいかもわからない」ということが増えてきます。その場合でも、教材にも書いてありますが、英文がわからなかったらすぐに答えを見ましょう。それから何度か暗唱してスムーズに言えるようになったら次の文章に移るという工程を繰り返します。
 この暗唱のときに重要なのがその英文の内容を頭の中で描くということです。例えば「Peter came into the room suddenly.」という文を口に出しているときはピーターが部屋にバーン!と入ってきた情景を思い浮かべましょう。

 1周目はどうしても1文1文に時間がかかるので、私は1日に多くとも50文程度しかやってませんでした。ですが3周目、4周目となるとこなすスピードがグングン上がっていきますので1日100文以上はいけると思います。付属CDの感覚で英文をテンポ良く言えるようになったらその教材は仕上がりです。

 管理人は最終的に「どんどん」は12周、スラスラは13周、最重要構文は10周くらいしました。慣れてくるとつい流しがちになりますが、何とか集中して状況を頭に思い浮かべながらやっていきましょう!

 次は 文法 です!

スポンサード リンク