リピーティング&シャドーイング

 発音に引き続きまして、学習の軸となる音読トレーニングについてご紹介します。

 まず音読トレーニングを簡単に説明すると、比較的平易な短い英文(パッセージ)を聴き、1センテンスごとにポーズして暗唱するリピーティング、そしてポーズせず音声を流しながら1テンポ遅れて英文を繰り返していくシャドーイングを行い、それを教材1冊単位で何度も周回していくトレーニングです。

 学校で習う英語はとにかく文法文法…読解読解…とあまりにもリーディングに重点が置かれていますが、それだけではいつまでたっても英語を聞き取れるようになっていかないですね。管理人も受験時は非常に悩みました。子供が言葉を覚えるのは耳からであるように、あくまで言語で一番重要なのは音です。特に自分でしっかり発声することは非常に大切だと思います。

 ただ声を出さなければいけないので、この音読トレーニングや次の瞬間英作文は勉強場所が限られてしまうのがネックですね。電車の中でやるわけにはいきませんし、やっぱり家の中ということになってしまいます。車を持ってる方はひと気の少ないところで駐車して車の中というのもいいかもしれないですね。公園の駐車場は広いですし気分転換に散歩したりもできるのでおすすめです。

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勉強法

それでは具体的な勉強法ですが、このセッションで使う教材は以下の3点です。
英語は暗記するな! 1日30分・中学英語ではじめる学習法 みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(CD BOOK) 速読英単語 必修編 改訂第5版
左から
「英語は暗記するな!(森沢 洋介)」
「みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(森沢 洋介)」
「速読英単語 必修編(風早 寛)」です。

 速読英単語 必修編はCDが別売りなのでお気をつけください。第5版まで出てるようですが、管理人は第4版で学習しました。確かCD合わせて第5版の半額以下で買えたからだったと思います。なので第4版でもまったく問題ないです。

 タイムテーブルでは暗記するな→みるみる→速読の流れにしてありますが、まずは「みるみる」のProgram2から(program1は他のと比べて二段階ぐらい難しいので後回しです)やってみて文章を難しいと感じたら、「暗記するな」から始めてみてください。いけそうならそのまま「みるみる」をやり続け、「暗記するな」はやらずに「速読英単語」に進んでください。管理人は一応「みるみる」のあとに「暗記するな」をやりましたが、みるみるより易しくて結局2周やったところで速読英単語に進みました。速いスピードの英語に慣れていくのも重要なのでわざわざ遅くて簡単な教材に戻る必要はないと思います。

 トレーニングの詳細な進め方は「みるみる」もしくは「英語は暗記するな」の冒頭で説明されていますので、一度熟読してから学習を開始してください。その中でリピーティング用の音源を作るよう述べられていますが、管理人は速読英単語の音声はiPhoneに取り込んでセンテンスごとに一時停止していました。作るのは手間もかかりそうですし手動でポーズさせれば十分だと思います。もちろんみるみるなどは元々ポーズ付き音声があるので問題ないです。

 目標は「1日1パッセージ以上」です。きっと開始当初はテキストを見なければ全然リピーティングできないと思いますがそれでいいです。最初はそんなものです。徐々に徐々に伸びていき、リピーティングも楽にできるようになりますのでじっくりやっていきましょう。
 全てのパッセージで上述のリピーティングが英文を見ずにできるようになったらその教材は仕上がったということになります。
 一つの教材が仕上がるまでは大体8周前後かかるかと思います。管理人は最終的にみるみると速読英単語は10周ずつくらいやりました。最後の2ヶ月はTOEIC問題集のPart3:会話問題やPart4:説明文問題のリピーティングやシャドーイングを行いましょう。スピードに慣れるためにも良いです。

音読に関しては以上になります。次は 瞬間英作文 です!

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