発音

 この項ではまず、軽視しがちではあるものの非常に重要な発音の学習法についてお話します。

 今の義務教育でどういう指導をしているかはわからないですが、少なくとも私が中学生のときは発音に関してはさらっとやっただけでそれほど力を入れてませんでした。そのため発音記号の読み方も曖昧なままで、よくネイティブからJaplish(英語の日本人訛り)とからかわれる「lとr」、「sとth」の区別もなく、さらには「fとh」などもごっちゃにした滅茶苦茶な発音をしていました。

 きっと当時の学習で発音にあまり重きを置いていなかったのは内容が単調で授業が退屈なものになってしまうという理由もあったのだと思います。それは独学でも言えることで、やはりどうしても自発的にしっかり学ぶ気にはなれなかったんですよね…(;^o^)
 管理人は音読トレーニングや瞬間英作文など英文を聴いて発声する学習をしていれば自然に発音も身につくだろうと、今考えると非常に甘い希望的観測で発音の訓練は避けてました。
 …ですが腕試しでTOEICを初めて受けたとき、自分が思っていた以上にリスニング問題の音声が聞き取れず、何が問題かと見つめ直してみると発音に行き着きました。結局自分で正しく認識・発声できない言葉を耳にしても正しく聞き取れるわけがないんですよね…。

 タイムテーブルで発音を真っ先に持ってきているのはそんな管理人の反省を基にしています。これから勉強を始める皆さんにはぜひ私を反面教師にして頂いて、まずは発音をしっかり固めるところからスタートしてもらえると嬉しいです。

 まあしっかり固めると言ってもそんな仰々しいものではないのでご安心ください!下記勉強法のところで述べてるように発音練習サイトを一つ仕上げるだけで十分ですので。

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勉強法

 さて発音の勉強法ですが、教材などは一切要りません!
 インターネット全盛のこの時代、口の動かし方を動画で見せ、実際に音の出る発音訓練サイトが山ほどあります。これを利用しない手はないです。本でちまちま練習するより遥かに効率的です。

 そして色々なサイトがある中でも管理人の一押しは下記サイト様です。
pronunciation.com
 Pronunciation-English.com

具体的には上記のサイトのCategoriesのOpen allをクリックして
・母音の発音
・子音の発音
・音の変化
・ストレス(強勢)
・リズム
・イントネーション
の6項目を上から順に練習していってください。
 いくつか被ってるものもありますがそれはそのままやります。「英米の発音」は余裕のある方だけでいいです。最終的に管理人はこれを10周くらいしました。慣れるまでは結構大変ですが一度体に叩き込んでしまえばこっちのものです。
 サイトの方に少し理由が書いてありますが、母音の微妙な音、例えば「ウとオの間」などはあまり厳密にやろうとしなくてもいいと思います。ここを完璧にやろうとして時間をかけても得られるものは少ないです。ただ子音の方はきっちりやっておきましょう。最初は「th」で舌を歯の間に入れたり「f」で下唇を軽く噛む感じなどかなり違和感があると思います。でもここはぐっと耐えて何とか口に覚え込ませてください。このあとの音読トレーニングや瞬間英作文の習熟度にも深く関わってきます。

 おそらく7〜8周もすれば大体皆さん仕上がってくるはずです。タイムテーブルでは一応1.5ヶ月ほどとってますがきっともう少し早く終わるかと思います。発音は以上で完了となります。

次は 音読 です!

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